カートリッジ特許で中国企業と和解 2005

セイコーエプソン株式会社（以下、セイコーエプソン）は、今年月に中国の上海市知識産権局に申請を行っていた上海中材デジタル科技発展有限公司（以下ドラムカートリッジ、上海中材）への行政差止についてブラザー インクカートリッジ、 上海中材と和解に至ったことを発表したセイコーエプソンは今年月、上海中材デジタル科技発展有限公司が製造および販売を行っているセイコーエプソン社製品 用インクジェットプリンタカートリッジが、セイコーエプソン社の特許権を侵害しているとして上海地知識産権局の主導で協議を続けていた中国における知的財 産権の侵害品差止請求を行う手段は、裁判制度の他に、地方知識産権局への行政差止申請がある。今回、セイコーエプソン社は特許権（発明専利）を用いて侵害 品差止を上海市知識産権局に申請。上海市知識産権局に対する、特許権を用いての行政差止処分申請は日本企業では初めてのケースとなった今回の和解により、 上海中材デジタル科技発展有限公司はブラザー インクカートリッジ、すでに市場流通している「」ブランドおよび「倍喜」ブランドのセイコーエプソン社用インクカートリッジを自主回収および破棄するとともに、製造設備や在庫も廃棄することになる。（編集担当：齋藤浩一）インクカートリッジ 通販