エプソン インクカートリッジ

hp インクカートリッジ

カードリッジ型のモバイルパソコンユニットを開発

PC Core Systemは、体積260cc以下のボディにCPUエプソン インクカートリッジ、 メモリ、ハードディスクなどを搭載し、専用のクレードルに装着することでデスクトップパソコンのように利用できるパソコンユニット。カートリッジ型の端末 には、バッテリーや液晶ディスプレイは搭載されていないCPUはTransmeta TM5800 1GHzで、RAMは256MB DIMM(最大512MBまで拡張可能)、8MBのVRAMを搭載。ハードディスクには、2.5インチ 20GBの汎用HDDを採用(40GBまで拡張可能)する。Windows 98/2000/XPに対応するクレードル側に外部接続機器端子が用意され、PCカードやUSBポート、ディスプレイ接続端子やマウス/キーボード端子、 100BASE TX Ethernetポートなどを装備。カートリッジ側に冷却用のファンは搭載されておらず、装着時にクレイドル側のファンで冷却するカートリッジの大きさ は、8216022mm(幅奥行高)で、重さが300g。クレードルの大きさは公表されておらず、今後変更される可能性も十分にあるという。熱対策のた め、試作機のボディはアルミとなっているなお試作機はhp インクカートリッジ、 社内で製品化に向けた検証が行なわれているほか、現在、一部大学の講義でもテストが行なわれている。大学では、講義の教室と学生の家にそれぞれクレイドル が設置され、実利用での耐性などが検証されているとのこと。IBMでは、会社と家庭のそれぞれにクレイドルを用意して利用したり、出張先などでノートパソ コンを持ち運ばずに利用できるとアピールしている一般的にCPUやハードディスクよりもトナーカートリッジ、 ディスプレイや外部接続機器の方が耐用年数が長い。このため、今回のシステムは企業内でパソコンを新調した場合に、カートリッジのみを交換するだけで済む のでコスト削減につながるという。また、カートリッジにソフトをインストールしておけば、移動した先の環境でソフトを用意する必要がないため、ソフトにか かるコストも削減できるという。カートリッジはオフィスの引き出しなどにしまえるため、ノートパソコンよりもセキュリティも高いというIBMでは、今回の パソコンユニットをソリューションとして提供していく考えだ。現状ではエンドユーザー向けパソコンとして投入する予定はなく、企業や学校のほかインクカートリッジ、 クレードルの形をオリジナルにすることで、イベントなどでの様々な利用に期待しているという。1ユニットあたりの価格は導入規模などで変わるが、ノートパ ソコン程度の価格になるとのことこのほか、IBMフォーラム2004では車載用のタブレットPCタイプの製品も紹介されていた。いずれも参考出品とのこと だが、今後、ウェアラブルタイプなども検討していくという。ブースの説明員は、「ノートパソコンは小さくなったと言っても、ディスプレイを搭載しているの で大きい」と述べており、朝夕の電車ラッシュ時に液晶ディスプレイを破損してしまうユーザーも多いとしたさらに今回のユニットは、移動中にパソコンを利用 しないユーザーには、小型なサイズも魅力になるとしており、「環境に合ったシステムを提供したい」と豊富を語っていた。今後、性能が向上してもカートリッ ジサイズを変更しないことで、汎用性を高めていきたいという。